体が硬い為に下衣更衣動作や靴下の着脱時、そして足の爪切りの際に手が足に届かず介助を要していたI様。
日頃、「自宅でストレッチはしているよ」とおっしゃっていましたが、再度ご自宅で出来るストレッチなどを提案し、またネクストでも個別訓練で全身の柔軟性を促す運動や更衣動作の練習を行っていきました。すぐに効果は出ませんでしたが、継続して行うことで徐々に体幹や股関節の可動域が広がっていき、下衣更衣動作や靴下の着脱が可能となってきました。そして遂に!ご自分で爪を切ることも出来るようになったのです!
継続は力なり、とはまさにこの事でした。今回できたことは普段の何気ない動作ですが、この何気ない動作ができるようになったことで家族や介助者が手伝っていた回数が一気に減り「介護負担の軽減」に繋がるきっかけになると確信いたしました。