昨年、脳卒中にて入院、今年6月末に退院されたされていたU様。退院後、すぐに当事業所を利用。
担当者会議にて、ご本人様より
『また歩けるようになりたい、畑に行きたい』
言葉通り事業所では歩行訓練に取り組まれ、怪我に悩まされながらも少しずつ歩く力をつけられていく。自宅でもご家族と歩行訓練や起立訓練などに取り組まれ、余念がない。
その先にあるのは、ご自身が退職後、1から始められた『畑と田んぼ』
ご家族の協力もあり、今年の稲刈りに駆けつける事ができた。
主にコンバインで稲を刈る。
昨年はご自身でされていた稲刈り、今年は息子様がコンバインを操作
離れた所から稲の状態やコンバインに目を向けるU様
どことなくU様の表情は安堵されているように感じられた。今まで大切にしていた田んぼが無事に引き継がれた瞬間であった。
最後にU様は仰られた。
『来年は田んぼまで歩いていけるかな』
病気を発症して 約1年間、ひたすら思い続けた目標はぶれていなかった。
U様、来年までに歩いて、田んぼへ行きましょう!!!