右肩関節に軽度の運動時痛があるH様。
先日、改めて生活評価をしていた際、「実は（洋服の）脱ぎ着の時に少し肩が痛いんです」とのお話がありました。
『脱健着患』…もはや死語かもしれませんが(笑)、20数年前に学校で習った言葉がふと頭に浮かびました。文字通り「衣服を脱ぐときは健康な方の腕や足（健側）から、着るときは病気や麻痺、痛みのある方（患側）から」という意味の言葉です。
片麻痺や痛みの強い方には多く浸透している動作方法ですが、痛みの軽度の方は知らずに我慢して動かれている方が時折いらっしゃいます。
H様に動作のアドバイスを行なったところ「これはいい方法聞きました！」と思った以上の反応で喜んでくださいました。^ ^
疼痛緩和や筋力増強がゴールではない！
伊敷ベースでは、ご利用者様がより快適な生活動作が行なえる様、機能訓練だけでなく動作方法や介助方法の指導、また環境面のアドバイス等もより専門的に行なっていきます！！^_^
