興味関心を活かした「活動」や日常生活動作訓練を通して自信がつき、意欲が向上されているご利用者様が増えてきています。デイのご利用が最近始まり、不安な表情も多かったH様ですが、鉢の植え替えという協働の活動をO様と実施することで笑顔も多くみられるようになり、ご自宅でも花の手入れをされるようになりました。
人の役に立ちたいと話されるY様はご自分で「できること」を探し、新聞を束ねゴミ出しの準備をしてくださいました。
運動量が減ってきたN様ですが、手先の器用さを活かして組み立て作業などをしてくださいます。また、その様子を見ていて興味を持たれたK様も手伝いで参加される、お互いが苦手とする部分を補いながら作り上げる事ができました。
歩行器と杖を使用されるK様とM様。皆が使用しているイスを拭いて下さいました。初めは「私にも出来るかな⁇」と1つ1つの動作をスタッフと確認し、今では出来る範囲を拡大させネクストの台所からフロアへと範囲が広くなってきました。
環境設定やご利用者様同士のペアリング、出来ることやそれぞれの役割を見つけ出し、まずは「自助」「互助」そしてより多くの「誰かのために」へ繋げ、ご利用者様一人一人の参加への一歩を目指していきたいと思います。