皆さんは
自転車に乗るためには、どのような機能が必要だと思いますか?
遡ること2ヶ月前、言語聴覚士(ST)の訪問リハビリを開始した時、「新品の自転車を買ったんだけど、自信がないから置いてるだけなんだよ」とピカピカの自転車を見せてくださいました。
2ヶ月が経ち、87歳の食べて寝るだけの一人暮らしが少しずつ変化していきました。
釣りイベントに参加したり、庭の手入れをされるようになり、飲み込みリハビリをしていく中で、自信がつき少しずつ元気を取り戻していきました。
そんなある日、「病院受診の時に自転車に乗ってみたんだよ」と突然言われました。
“自転車は確か、自信がないから諦めていたんじゃなかったかな”
そんな記憶が思い出されました。
そこで、今回、何年も通いつめていた釣具店まで、またもう一度自転車で一緒に行くことを計画しました。
自転車は判断の連続です。
飲み込みの目標を達成し、釣具店とその延長線上にある病院への自転車移動も達成され、ST訪問リハビリ卒業となりました。
「一年半ぶりに釣具店にいけたよ!ありがとう!」と笑顔で聞くことができました。
自信のない生活から趣味へと移行、晴れて卒業となったA様!
その道のりをぜひご覧ください!
「やる気に感謝!」