平成最後の日を迎えるにあたり「何かやれる事や出来る事はないか」と模索していたところ、昭和から平成を全力で過ごしてきたご利用者様が、思い出としてこの平成最後の日を切符として残せるように購入する企画が立てられました。企画を実行してくださったA様は、最近食欲もなく表情も優れない日が続いており屋外活動の参加も減っていましたが、平成最後のチャレンジとして数十年ぶりに駅に行ってみようと思う気持ちになったと教えてくださいました!
時間を確認し隼人駅へ向かうと「はやとの風」も停車しており、車両に乗ってみようと意欲的な発言も見られ一歩足を踏み入れましたが、段差を越えることが難しいようでした。しかし、「今後の課題だ。」と笑顔で話されるA様の姿があり、駅から帰ってきた時にはお腹が空いたと嬉しい言葉を聞く事が出来ました!
自発的・主体的な一つの活動がきっかけに、以前のような意欲的に取り組まれる姿を取り戻すことが多くあります。今回の企画でも、A様の想いを新しい時代へ繋げることが出来たのではないかと感じます。
令和の時代も、ご利用者様方には楽しく元気に過ごしていただけるよう支援していきます。