NO.635
8年間利用してくださっている98歳のk様。
骨折から入院をえて在宅復帰したものの痛みや
生活不活発から、家族も一生懸命踏ん張るものの
在宅でもほとんど臥床傾向。
先日スタッフと顔をみに行った時、表情の元気のなさに
驚いた。いつもは、トンチが聞いて笑わせてくれ
「お久しぶり〜ね〜♫」と歌うと「あなたに会うなんて・・・・・」
となるのがルーティン。そして弊社をずっとみてくれてきた。
98歳、家でゆっくり過ごすことも選択肢の一つ。
でも家族から「朝は行くと言うんだけど、いざとなると痛みがね・・」と
長時間の利用は厳しい状況でもある。
ここが弊社で言う「どうにか・・?」の正念場と思っている。
本人様もきついだろう。現場もいつも以上に大変になるだろう。
血圧等のリスクも高くなるだろう。
そんな時の専門であり、プロで居たいと思っている。
センター長を中心に家族や本人との打ち合わせから
まずは4時間の利用からして行く方針を固め
11:00からスタートし、食事と入浴と簡単な運動を
して行くことになった。
来てもらうと「来てよかった」「楽しい」の言葉に自分たちのやりがいを感じた
スタッフもよく頑張ってくれた
血圧が安定しないときは連携の訪問看護に連絡を取り
入浴が厳しいと判断すればベッド上でのビニール浴に変更し
久々の利用だからと友人のM様に声をかけ、臨時の参加にしたりと
これこそ、自分にできることは「何」と考え動いてくれていたし
その人だけのケアのように感じた。
嬉しい限りであった。
翌日、やっぱり心配で自宅に顔をみに行くと
息子さんから「昨日は頑張ったんやろうね。爆睡してたよ。喜んでたありがとう」
といただけた。
これまでも末期ガンやターミナルで、医療的対応が大きい方を
一緒に見送って来た。デイにも本人が行きたい・家族が望めば
体制を作って来た。それは、医学的根拠に基づき検討を重ね実施している。
例えば、もし施設で息を引き取ることになったらどうするか?
救急を呼べば警察の聴取も入ってくる。
家族と最後を安心て迎えるための打ち合わせを重ねて来た。
いざと言う時、「できない」ではなく
「できるようにするために、どうするか?」
そう一緒に考えてくれるスタッフに感謝しかない。
本当にありがとう。
次の本当の勝負は2回目。98歳でも元気になれるよう
みんなで支えて行こうと思う。
社長さんで、、、ごあす!!!