通所介護で最近、よく出るようになった「社会参加活動」
平成30年7月に(Vol669)厚生労働省から出た「若年性認知症の方を中心とした
介護サービス事業所における地域での社会参加活動の実施について」
ユニティMAGで上がっているように、弊社も色んな取り組みをしてきている。
クロネコヤマトとのメール便 鹿児島のっけるの弁当シール・印鑑押し
積み木プロジェクト 保育園連携 小学校ボランティア
ホンダカーズ鹿児島 等々・・・・
ありがたいことにその取り組みにより、講演会や研修をさせていただくことも
多い中で、最近思うことがある。
「じゃーーーなんでしてるの????」
確かに国は包括ケアシステムや地域連携・共生などの言葉が
飛び交い注目は集まるようになってきた。
歴史を溯ればICFにおける「心身機能」→「活動」→「参加」と
流れてきているように思う。
開業仕立ての時は、心身機能。預かっていた通所介護に
パワーリハや脳トレ・機能訓練の充実・体操があった。
それから5年くらい・・・今度は「活動」での
本人が選べる「多種多様なアクティビティ」自己決定・自己選択
そして在宅におけるADL・IADLへと。
そして、今日である。
今日、霧島で同じように経営をする黒岩さんとじっくり2時間
話をした。私が心から尊敬する方だ。
観点は「医療・介護の先行する言葉自体が、枠を作っているのでは?」
ごく普通の自分たちの「暮らし」に置き換えて考えてみる。
・仕事をするのはなんで?
=稼いで暮らすため・お金が欲しいから・所属意識・組織滞在の安心感
時に仕事の話をする(自分の意見も出てくる)
・地域(地区)の公民館活動に「俺、社会参加してくる!」とは言わない
・ごく少額でも稼ぐことは、その人生の変化が生まれる
=会社の仲間のため 家族のため 自分のため
旅行に行ったり、好きなもの買ったり、髪切りに行ったり、、、
私たちが、社会とのつながりを持つのと同じ。
そこにちょっとした繋ぎやフォローが必要なだけ。
社会参加という新しい観点だけにとらわれることなく
ケアの真髄でもある「その方の暮らし」から生まれる
事前発生的なものでありたいと考えて行きたい。
社長さんで、、、ごあす!!!
PS こうやって利用者様の事を考えることや時間が楽しい。
なぜ仕事してるのか?「 」みんなの言葉が頼もしい。