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通所で靴を履き替える 取り組みの意味

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土足の方が靴を履き替える手間もないし転倒のリスクも少ない

高齢者も掘って来ないでいいし、スタッフも確認や持ち帰り忘れがなくていい。

ならなんで「通所で靴を書き換える」決まりにしたのか?

 

家はどうだろう・・・ 病院や公民館はどうだろう・・・

日本文化のほとんどは、建物に上がるときは「靴の脱ぎ履き」が必要となる。

通所はお世話をする施設よりも

「自立した日常生活が営むことができるように・・(介護保険法第一条)」の

生活を維持・改善する役割を持っているのが通所介護だよねって考える。

でも実際は「お世話型」で手取り足取り 上げ膳・・・

(この話になると長くなるのでまた今度)

 

*そんなこんな考えていた時、通所で履き替えない人が増えていた

「なぜするのか?」を伝え続けることって大切と改めて感じている。

 

ご利用者様の自宅ではみんな履き替えている。ならここで

楽だから「履き替えない」ではなく、練習の場として説明ししていく事は

大切と思います。

 

・坐位での脱ぎ履き動作は、体幹・下肢のストレッチ効果が高い
・脱ぎ履きで足底の感覚を得る回数が多いほど、転倒のリスクが減る
・足と手と目の関係により距離感が練習され、更衣動作の改善も見込まれる
・「靴を持っていく」朝の準備等での短期記憶改善
・動作の習慣化により、自宅で外に自分で出れる自信となる
・TPOを考える事は、社会参加に大切な要素である

 

例えば個別機能訓練で動作確認して

「履けるようになるために、靴を準備ください」から始めるのも手かと思います。

・送迎時に「靴は持ちましたか?」の呼びかけ
・午後一番で「なぜ吐く機会を作っているのか(理由は上にある)」を話してみる

しないからではなく「していくことの重要性」を伝えていく。

もし、、、家で外出しようとした時に「転倒した」と聞いて後悔はしたくない

これまでのやり方にこだわらず「これでいいのか?」の疑問が「仕事」となると思います。

 

てな感じで、昨日から東京に南センター長と出張

全国でも有名なDAYS BLG(前田代表)を視察見学

そんな当たり前が、当たり前に本人らしくされている素晴らしいデイであった。

そして飛行機の中でも勉強をする南センター長。私は横で爆睡してるのに・・・

社長さんで、、、ごあす!!!

 

Writer
濵田桂太朗Keitaro Hamada