「スイカは自分で作ってたわ。買ったことないな」
そう言える人は何人いるか。街中ではなかなか居ないのではないでしょうか。
実は、末吉デイでは出荷するほど作っていた人が何人もいます。
スイカは買わず、作るもの。しかし現在も作っている人は残念ながらいません。誰に聞いても過去のことなのです。
残念残念、とはいえ夏も近くなりました。夏にはスイカ割りをしたり、スイカを食べたいので
買わずに作ります。(苗は買いますが)
なぜか?
「スイカを買いに行きますか、今から作りますか」の問いを受けて、「ああ、作るか」と即答できる人が多いからですね。
肥料・シート張り・受粉から剪定まで経験者は多く、なんならスタッフも家でスイカを育てている始末。
草を取り
杭を使ってテントを張ります。苗が冷えるといけませんし、水が掛かり過ぎれば根腐れにも繋がります。
土を被せる手際の良いこと。風で飛ばないように、大事です。
こんなふうな作物を今の時期見つけたら、大体スイカですよ(多分)。
ものの1時間でできたスイカ畑。苗3つで、目標は6個ほどでしょうか。
場所は玄関前、毎日育つスイカの苗。受粉までさほど時間はかからないでしょう。
未経験であれば若い人から見ても面倒で時間がかかりそうですが、長年の経験があれば普段歩行器を使う人でもクワを使い、杭を打ち、短時間で済ませてしまいます。
「スイカを作っていたのは過去のこと」。家ではもう畑がない、スイカ作りもしていない。そんな人がほとんどです。
ですが、「今からスイカを作ること」はできます。特に末吉デイサービスは、植える場所も豊富ですから。
もうスイカ作りはできない。その理由が「畑がないから」「きっかけがないから」だとしたら、本当はできるのかもしれません。それは他の、いろんなことでも。