今回のケアマニア研修は「排泄ケア」です。
排泄ケアは基本のようで意外とみんなでやり方が異なることに気づきました。また、資格を持たないスタッフもいることから、病院などでの経験のあるスタッフを中心に、実際に実技講習を行う事になりました。
「おむつ交換のやり方が自己流で一人ひとりに合っているかわからない」
「ご家族様から相談を受けても自信が持てない」
といった意見もあり、今回の実施に至りました。
実際にやってみると、やり方を少し変えることでその後が楽になったり、汚染が防げたり、男性と女性での方法の違いに気づくことができたりと、学べる点が多くありました。
参加者からは、
「される側になって初めて配慮してほしいところに気づいた」
「経験者同士で話し合う事で改善案を見つけることができた」
今回の経験で、スタッフはより丁寧な排泄ケアを、利用者はより配慮された排泄ケアを受けることができるようになったと感じます。
基本的で、当たり前なことこそ「知っているつもり」「やっているつもり」になっていないかお互いに確認する機会の大切さを改めて感じました。