こんにちは、リハケアガーデン国分です。
じめじめ…いやーな梅雨からいよいよ夏の足音が聞こえてくるこの時期、ユニティのナース達はいつだって利用者さんを第一に考え、日々勉強しています。
さて…今回第3回褥瘡の処置、DESIGN-Rの活用法、褥瘡の洗浄方法、スキンテアの研修を開催しました。
研修の目的は…
褥瘡や皮膚剥離を起こさないことが「大前提」ではありますが、もしも起こってしまった場合にユニティの看護師が統一したケアを提供できるように今回の研修を企画しました。
研修開始すぐに問題を出題!!
デイや居宅でDESIGNーRを活用した褥瘡の評価に慣れていない私たちは悪戦苦闘!
さあ回答は…「54点」!初めて評価する看護師もいましたが、さすがユニティナース!
ほぼ皆さん正解されました。
このスケールを活用して、褥瘡が改善しているのかを評価し、ナースの統一したケアに役立てていけます。
次に…褥瘡の洗浄方法と泡立ての実施。
洗浄方法の手順も大事ですが…普段私達が何気なく利用者さんにしている創部の洗浄は、相手にはどう感じているのか?と疑問!!
じゃあ自分たちで体感してみよう!!
38度の微温湯を指先で確認。
えっっぬるくない?の声があちらこちらから聞こえてきます。
しかし!!実際に洗浄してもらうと…
わぁー、気持ちいい温度、心地よい温度!!
もし手で確認した時にぬるいと感じた私たちの感覚で温度を上げてしまったら…
きっと相手には不快に感じる温度だったかもしれない!
ユニティの想いでもあるように、相手を思いやり、行動することがどのような時でも大事だと感じました。
ナースの立場ではなく、実際利用者さんの気持ちになり、自分たちで体感し、相手の立場になり考えることの大事さを学びました。
また、液状石鹸を泡立てる際にとても便利なグッズが100均にあることを知り目からウロコ??でした!!
気軽に買えることもあり、デイや在宅に1個あれば、大活躍間違いなし!!
最後に…スキンテアを実施しました。
ゴムボールに貼り付けた1枚のティッシュペーパーを皮膚剥離に見立てて、ピンセットを使い、元の位置に戻すという手技。手が震えたりティッシュが破れたり…と難しく苦戦!!
しかし物品などデイや自宅にあるもので活用できるので、繰り返し練習して実戦に役立てていけると感じました。
今回の研修を通じて、褥瘡ゼロを目指し除圧や体位変換による褥瘡予防はもちろんのことですが、万が一褥瘡や皮膚剥離を起こしてしまった時にも適切なケアを提供していけると思います。
目指せ!ユニティ褥瘡ゼロ!!