釣りイベントを行う上で
・利用者様がイベントに参加したことで何を実感してもらえるか
・一緒に共感し、一緒に感動することができるか
全てお手伝いするのではなく利用者様が役割をもっていただくこと
を大切にすることで自分たちでできたという一体感を生むことができます。
スタッフは参加者の得意なことや挑戦してほしいこと、当日のビジョンを想像しながら、役割を考えました。
①釣り企画を立案する(準備物や行く場所、時間配分、昼食の手配)
②釣り場の下見をする
③必要な物品をリストアップする
④仕掛けを取り付ける
⑤餌を捌くための包丁を研ぐ
⑥研いだ包丁で餌を捌く
⑦カメラで写真を撮る
スタッフは参加メンバー1人1人に声をかけ、当日までの準備として一緒に考え、役割を持っていただきました。それぞれの役割が順調に進んだ結果、釣りイベントを迎えることができました。また、K様が参加するにあたり、奥様は喘息や歩行への不安が強くあり、かなり心配されていました。そこで、なんとかK様の気持ちを尊重できないか、奥様も応援できる形での参加ができないかを考えました。スタッフは送迎で奥様と話をしたり、K様と他メンバーを交えて話し合ったり、何度も家族会議をしながら試行錯誤しました。すると「夫のイキイキした表情を見ていたらいかせてあげたいと思いました!!」と奥様の気持ちにも変化が生まれました。スタッフは心の中でガッツポーズでした。他のスタッフからは「どんな手を使ったの?笑」と言われたのは内緒です。
本人様、奥様の心配が、「できるかも」という期待に変わった時に、スタッフは達成感を感じるものです。
其々が、其々の役割をもち、一つずつ達成していく中で一つのイベントが成功していく。
釣れるまでどれだけワクワクできるかそのプロセスが楽しいのです。
そろそろ、大きな魚が欲しい、、、、、、笑
ネクストでした。
「達成感に感謝」